「社会&芸能・つれづれ愚差」第523回(通算635回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露




タイガー・ウッズという男の顔。


●それにしても――
 人間の顔は年齢を重ねると、当然変わる。
 タイガー・ウッズとやらが「アルコールまたは薬物を服用した状態で運転した疑い」で逮捕、釈放されたという新聞記事で、彼の顔写真を見た。
 「へぇ!」という大変化だった。
 トシとれば誰しも変わる――けど、その変わりようには「質の差」がある。



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(東京新聞2017年5月30日朝刊より)



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(朝日新聞2017年5月30日朝刊より)




●それにしも――
 人間としての質――「顔は動く履歴書」であり、「移動する人相書」だ。
 こちとらなにしろマスコミ芸能界で暮らしてきた者だから、「人の顔」にはウンザリするほどつきあってきた。
 カラ威張りの顔や中味はウソッパチばかりの顔や、丸ごと無責任のワラ人間にくっつけた顔などなど……さまざまな珍種がいたねぇ。

●これってやっぱり――
 「成り上がり者の成り下がり現象」といえるね。ああ、情けない!

●そういえば――
 「40歳すぎたら自分の顔に責任をもて」と言ったのはリンカーンだった。
 けれども、「自分の顔に責任をもつ」とは、どういう風にやればいいのかなぁ。

●そういえば――
 俳優とか役者という連中ともずいぶんつきあったけど……みんなOFFになったねぇ。
 「歌」としての出来はともかくとして、啄木のもので――
 「いつとなく我に歩み寄り手を握り、またいつとなく去りゆく人々」
 というのがあって、ずっと記憶にのこっているなぁ。

●そういえば――
 テレビや新聞で、殺人犯や強盗犯、大詐欺師グループの男たちや……各人、いかにもそれらしい(!)カオしてるねぇ。

●そういえば――
 心の根っこが腐敗しているような政治家の顔には、やっぱり一種独特の「臭気」がまつわりついているねぇ。

●そういえば――
 のっぺり、のほほんとしたカオだったアベ首相のカオが、このところ、妙にコテコテとデコボコしてきて、色が黒っぽくなっているなぁ。
 おからだダイジョーブですか?



***




広告代理店(3年ほど在籍)のクリエイティブ・プロデューサーをしていた頃
某イラストレーターが描いたワタシ。1965年頃


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小学校4年生の純真ムクのイチロー少年。
映画監督だった叔父が撮ってくれた「しあわせそうな市郎クン」


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書斎での本庄慧一郎。この顔に責任もてるか?


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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
30年ほど前の露店



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— posted by 本庄慧一郎 at 01:47 pm  

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*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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