あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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羽生結弦君の記者会見
●それにしても――
23歳の羽生君の晴れやかでさわやかな表情を、やはり「平和であるからこそ」の思いで見た。
同時に、北朝鮮やアメリカのリーダーたちの動向をイライラしながら考えた。
もうひとつ自分の23歳の頃を思い出し、複雑な思いに苛まれる。
●それにしても――
「平和であればこそ!」の思念は強く熱く……増大する!
●それにしても――
自分の「23歳」の時の――悪戦苦闘の季節を思い出す。
「戦争」が、学業の時をはじめ、すべての「蓄積の季節」を破壊したからだ。
何とか生きのびた。必死に「己にふさわしい道」を求めた――。
こころよく 我にはたらく仕事あれ それを為遂げて死なんと思う
――石川啄木/1886〜1912年
――石川啄木/1886〜1912年
●それにしても――
1951(昭和26)年に買い求めた「啄木歌集」には、当時の「苦渋」のあとが残っている。
もちろん金メダルもインタビューのフラッシュなどとは無縁だが、誰にも負けない「己のヒストリー」は色あせることはない――。
●それにしても――
「紙とエンピツ」の時代を「物書き業」で生活してきて、今、新しい(信じられる)若い仲間と出会った。
そして「電子書籍」へと参入する作業をしている!
書き溜めていた時代物を中心としたン十編の……加えて既刊本(出版社の許可を得て)の電子書籍化。そして、電子書籍というメディア特性を考え新たなる企画本を――と、スタッフと鋭意作業中でアル。
●それにしても――
「アナログおやじ」の仕事机は――いや「企画」という仕事は、「既刊本の山」になる。つまり過去来歴を確認して、その「質」の流れを熟慮して「NEXTを」というワケ。
とにかく、やってます。
もう、3月だなあ! いい春が来ますように! 日本に、世界中に!
ケイちゃんの目 ↓
Scenes of memories
石川啄木と北海道小樽
石川啄木と北海道小樽