あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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勝負ごと大好き人間
●そういえば――
俗称「カジノ法案」――GOになったね。
民主主義議会の多数決というのは、もう「勝手放題」だぜ。
(東京新聞2016年12月13日朝刊より)
(朝日新聞2018年5月23日朝刊より)
(朝日新聞2017年9月30日朝刊より)
(東京新聞2018年7月6日朝刊より)
手持ちの資料本では――かつての中国では、あのコギブリを勝負させるバクチが大流行だったとか。
コオロギでのバクチもあった。アラブではサソリを、一方が死ぬのを待って勝ち負けをきめる――とか。
もちろん、ニワトリ、犬、ヤギなど、キリがない。
●それにしても――
いまごろになって、ギャンブルを合法化するなんて……そのアナクロニズムも凄い! それを支持する人間がいるのも……もの凄い国だ、ニッポンは!
●それにしても――
誰も彼もギャンブルが好きだなあ!
このボクはずっとマスコミ芸能業界にいたが(途中で小説家に転身したけど)あのギョーカイ、賭けゴルフ、同マージャン、同カード……などに参加しないと「ヘンジンだね」と言われた。
●それにしても――
百円玉で、二人の場合は「表か裏か」で勝負する。数名だと「柄の異なった者が総取り」となる。決着の付かない場合のカネはプールして次に勝った者がもらう――けっこう高額になるんだ、これが。
●それにしても――
あの「大王製紙 のおじさん」ではないが、カネのあるヤツは(刑務所――実刑で)いいが、カネのない奴は悲劇だぜ。
安倍政府のペースで「トンマな人生」にならないようにネ。
●先人のことば――
「賭博は、貪欲の子どもであり、浪費の親である」
――ジョージ・ワシントン(1732〜99年)
♪わかっちゃいるけどやめられない〜
(「カワイソだなあ!」)
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