あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露
安全不感症
●そういえば――
韓国の高速道路の大型バスの暴走大事故でのニュースでドライバーの「安全不感症」をアピールしていた。
「安全」に対して、まっとうな意識がまったく欠落している「安全(意識)不感症」だという。
●そういえば――
現在の政界――「森友・加計学園」をめぐる関係者たちの「証人喚問」などのヤリトリを見ていると、どうにも手に負えない「真実不感症」人物が目に立つ。
うすっぺらなウソを(どうせすぐバレる!)イケシャーシャーと口にする質のわるい「政治屋」がゴロゴロいるね。
●そういえば――
テレビブラウン管にはこの他、醜悪な「飽食不感症」――つまり(1%100万人・10%1000万人)というテレビカメラの前で大口をあけて卑しく浅ましくモノを食べている恥知らずな者たちの横行がひたすら疎ましい。
アレは、人気ラーメン店の前にズラリ行列する者たちの前で立ち小便するのと同様のハレンチな行為だぜ。
「グルメ気取り」の正体は、たんなるいいかげんな怠け者の外食たべ歩きにしか過ぎない――。
●それにしても――
政治屋たちの「公僕(自覚)不感症」とか「情報不感症」でヨレヨレになる政党とか、いろいろアホなのがいるなぁ。
●そういえば――
「テレビ・パラサイト」と、そのものといえるタレントたちの跳梁が不快だね。「情報メディア」として重要な役割を担うテレビメディア民放局の、愚かな視聴率競争の副産物としてウロつく者たちの無自覚さとゴーマンさ――。
これも「平和」のおかげだが。
●それにしても――
いちばん恐ろしいのは「平和不感症」だね。
平和であるが故に存在し得ること――平和だからこそ――という重要かつ大切なコトを理解していない人間が繁殖していることの危険!
ケイちゃんの目 ↓
Scenes of memories
市ヶ谷駅下の釣堀(1990年頃)
市ヶ谷駅下の釣堀(1990年頃)