「社会&芸能・つれづれ愚差」第563回(通算675回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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 一つのウソのためには新しい20のウソをつく。

その20のウソのために400のウソを考える……。



●そういえば――
 将棋の藤井聡太六段は、AI(人工知能)を相手に猛勉強をしたとか。
 一方、囲碁のAIソフト「アルファ碁」が、世界で最強といわれるの韓国人プロ棋士イ・セドル九段に4勝1敗で圧勝したとか……。

●そういえば――
「AI――人工知能」とはまるで「周回遅れ」のようなズレズレの政界のジジイ共の無様にはホトホトうんざりしてきたが、今回の「森友問題」における「公文書改ざん」問題では明確にルール違反がバクロされた。

●そういえば――
 この「改ざん」という熟語――新聞でもテレビも「改ざん」の「ざん」を仮名文字にしている。

●そういえば――
 もともと「森友学園問題」の関係者はどいつもこいつも(!)うさん臭いとイライラしたが、まったくトコトン、いかさまと虚偽ばかりでねぇ!
 ――で、ここでこだわるのは「改ざん」の「ざん」の熟語だよン〜。

●それにしても――
 毎日かならず仕事机に向かって本を読む。原稿を書く。そして不確かな文字の熟語は辞書(電卓)を引く。確認する。

●それにしても――
 新聞、テレビのスーパーで濫用・乱用している「改ざん」の「ざん」をあらためてチェック――難しい字だねぇ。
 「ざん――竄」!

●それにしても――
 とてもスラスラ書けない。今までの人生のうち半世紀以上「もの書き業」で生活してきたが、この字をほとんど書いたこともなかった。
 それでも「改竄」の意味をしっかり確かめる。

●それにしても――
 新聞やテレビのスーパーはどれも「訂正」「改定」くらいの意味で使用しているらしいけど、本来の「改竄」には、たとえば「小切手などの数字を書き換える」といった意味があるのだ。

●それにしても――
 だから、新聞やテレビのスーパーは当初から「うさん臭い」――インチキと表現していた、ことになるよね。それでいいのだけどもさ。

●それにしても――
 小切手などはともかく、ボクが会社をやってた頃――社員の出金伝票には「いかがわしい」「いんちき臭い」のがいっぱいあったそれをチエックするのがイヤだった。たとえば「1」を「9」に変造させたもの。「6」が「8」に「7」が「9」にとか。経営者の仕事にはこういう仕事もあって……とことんイヤになったなぁ。

●それにしても――
 現在の政治の中心にのさばる者たちの「いいかげんさ」には、とうの昔からうんざりしてもいた――。
 彼らの「自壊作業」はひたすら醜く、ただ浅ましい――。

 つまりは、新聞テレビなどのマスコミは、この「公文書改竄事件」に、当初から「小切手数字改竄事件」と同様の「いかがわしい」と書き立てるというワケで。めでたしめでたしというコトだね。






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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
かわいい石仏たち

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— posted by 本庄慧一郎 at 05:49 pm  

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