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パート2
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第1回 2001.01.01
はじめに 2001.01.01
  

エッセイ「ニッポンの芸能人」シリーズ33 パート2 第39回 


世の中変わった! いや変わらない!
 10年前のメモ代わりの5・7・5である。(その2)
 現代の10年――大きく変革したが、ただ人間が形づくる政治や社会は、うんざりするほど進歩が感じられない。
 いや、人間の質は下落している。あるいは社会はさらに俗悪化している。
 折しも〔敗戦60周年〕。日中問題、南北朝鮮との問題。そしてアメリカとの関係――そしてまたフィリピンの元日本兵のことなど、変わった日本、変わらぬ日本の現在と明日は文字どおり多事多難である。
 アナクロニズムの垢だらけの政治家連中の言動が気になる昨今である。

 のほほんとペット愛好社会の親殺し
 カッとしてムカつきイラつき人殺し
 母を絞め子を殴殺(おうさつ)し父を刺し

 政界に除菌を国民に抗菌を
 どいつもこいつもカネと女で潰れてく
 明日バレる嘘を真実と堂々と言える男はエライ
 自殺する卑怯 生き続ける卑怯 潜伏する卑怯
 投身自殺した奴が右往左往するしたり顔を笑っている

 ロープにつながれた犬が怨嗟と憎悪のシッポを振る
 丸くなって抱かれている猫が飼い主に抱く殺意の炎
 魚屋で救いようもない不幸な目をした魚に出会った
 あんたの目ン玉を刺そうとあの鴉がまた狙っているよ

 神だのみ仏だのみとは情けない
 定年やマリオネットの四十年
 大蔵省ダラク役人のアジトかと

 浅知恵と悪知恵まぜて猿の知恵
 毛が三本足りない猿と多い猿
 嘘をつく自覚のない猿狂気の目
 赤じゅうたんのさばり歩く猿軍団
 放し飼い老若雌雄猿の群れ
 皮袋血膿(ちう)みで満たす痴呆猿

 内閣は能なし顔の見本市
 温暖化ぜいたくとムダの負の遺産
 笑っちゃう! 聖子罵倒する研ナオコ
 セクハラと男が訴える茶番劇
 屁理屈に小理屈ならべてまた増税
 欲呆けが散り急ぐ枯れ落ちる
 狂 奔(きょうほん)と狼狽身勝手無責任
 うそ八百カチカチ山の泥の船
 ノーネクタイ拘置所刑務所無知の顔
 根腐れの(うみ)にまみれる師走なり
 泣き喚く社長醜し暮れの秋
 血迷って地獄極楽ノーネクタイ
 経営とは飛ばし隠しと簿外債務
 外国人拒否はイカンぞ違憲なり
 カラ読みの弁解大臣の木偶(でく)の顔
 成り上がり成り下がりばかりの猿の国
 シラを切る晩節を汚す無知の(つら)
 DNA判定の必要もなしわが人生
 きのこ狩りさあもみじ狩り家族狩り
 人生に簿外債務なくそぞろ寒
 沈没の乱痴気騒ぎ日本丸
 船ならば沈没してるよわが日本

 骨の随に蛆虫を飼う猿横行
 慎みも身のほども忘れた猿のイブ
 人間・地球・未来を語る狂い猿

 凍てる地を揺さぶり怒る霊の声
 五十年特攻隊玉砕兵もいた国か
 息子を特攻隊で死なした者も浮かれている
 心ある霊よ怒れよ奢り腐る者たちに
 寒月に国に殉じた白骨が怒り鳴る

 “タイタニック”日本のことと重ね観ろ
 “M・I・B”エイリアンだらけの日本かな
 カントクとは大島・たけし・長島・伊丹だよ
 勝死んではしゃぐ玉緒に目を覆う 


大正・昭和の演劇パンフレット、多数あります(以下は一部)。
お問合せは望田企画室内「日本演劇愛好・普及クラブ」/FAX:03-3928-4255
新国劇一座
昭和四年
青年歌舞伎劇
昭和十一年
帝国劇場
昭和二年
市村座
昭和三年

2005/05/30