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パート2
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はじめに 2001.01.01
  

エッセイ「ニッポンの芸能人」シリーズ64 パート2 第71回 


ル−ル違反オン・パレード
 中村獅童という歌舞伎俳優が、飲酒運転と信号無視の容疑で警察署に書類送検された。
 取材記者に対する獅童の神妙にして幼稚な弁明にはただタメ息が出た。
 あの萬屋(中村)錦之助の血すじという獅童はずっと以前から見知っていた。隼町の国立劇場での中高生向け歌舞伎お楽しみ会(?)のような催しの司会をやっているのを何度か観た。
 国立劇場の素舞台に立って廻り舞台やセリなどの仕掛けを説明したり、ツケと演技のかかわりを紹介したり……好感をもっていた。
 その後、あっというまに人気が出て、新装なった新橋演舞場での座長公演「丹下左膳」を観た。すでに「図にのっていて」その舞台の出来には口アングリ、1階の席だったがワイフともども途中で立った。
 最近の獅童のことを歌舞伎の連中はどう思っていたのか知らぬが、暴走しはじめた人間をコントロール出来ないのは困ったものだ。
 近頃、ル−ル違反という名の自己崩壊型軽卒人間が多い。

ああ、愚かしい軽ハズミ!
 区立の中学校教師が女子更衣室を隠しビデオカメラで撮影しようとしたとか、修学旅行積立金をせっせと横領してた先生とか。女性新聞記者にチカン行為をした議員とか……あいかわらずルール違反野郎が続出している。
 やたら「飛翔物体」とやらをぶっ放す国や軍隊や、ぼう大な国費を注ぎ込み、平和憲法をねじ曲げる行為を強行したりと、ひたすら危険なル−ル違反にも肚が立つ。
 それと水谷建設とやらの企業経営者及びその責任者たちのほとんどドロボーのような金銭隠匿隠蔽事件と類似の企業犯罪のかずかず。
 かと思えば大学の教授たちの公金である補助金の私的流用。ワセダの女性教授や、三鷹の国立天文台の教授などの例をみると、そのル−ル違反は浅ましく、いじましく恥ずかしい。
 日銀のフクイという男の容姿には似合わない、そのル−ル違反に対する図々しい態度も特筆すべきだろう。
 福祉予算を削り、医療制度を勝手に(与党多数のサンセイで)改悪し「格差もやむをえない」とうそぶきながら「ヤスクニ・ヤスクニ」と血迷うコイズミなる男も近隣外交を阻害する重大なル−ル違反者だ。

ゲ−ノ−人という欠陥人種たちの現在と今後
 酒酔い運転や麻薬使用などに関しては、ゲ−ノー界と長く関わってきたぼくは、ずいぶん危ない人間を見てきた。
 そして現在も、これからも脱線する人間はあとを断たないだろうと予告する。
 そういえば、あのジダンという男も、ル−ル違反でミソをつけた。
 そんな事態をわざと誘発しようとする奴もいる。でもやはり「グランドで頭突き」はルール違反であることには違いない。
 イケナイものはイケない。ダメなものはダメなのですよね。
(でもね、頭突きはおろか、ぶん殴って蹴とばしてやりたい奴、あなたの周囲にいるでしょう? え? いない。あなたはずば抜けた人格者か、それともス−パ−鈍人間では――?)

大正・昭和の演劇パンフレット、多数あります(以下は一部)。
お問合せは望田企画室内「日本演劇愛好・普及クラブ」/FAX:03-3928-4255
新国劇一座
昭和四年
青年歌舞伎劇
昭和十一年
帝国劇場
昭和二年
市村座
昭和三年
2006/07/14